2009年3月30日月曜日

青梅~御岳山 多摩地区一人旅①

土日は一泊の一人旅をしてきました。



12時頃に家を出て、まずは中央線で中野から国立へ。
桜が三分咲きの中、地元民に愛される店『いたりあ小僧』へ向かいました。

ここは以前友人に連れてきてもらって以来再訪したかった店なのです。
前回同様、マーレのたらこ味にしました。

マーレとは、いか・たこ・えび・あさり・ムール貝の入ったにんにくのパスタです。
そこにたらこを入れてもらうと、もう最高!!
1230円の大満足ランチです。


その後、再び中央線に乗って青梅へ。
一番のお目当てでもある『赤塚不二夫会館』へ向かいます。
今回は特別展として石ノ森章太郎展が併せて開催されているので、この時期に行くべきなのです。

昭和初期の風情が漂う看板が点在し、うたい文句でもあるレトロな風景が続きます。
赤塚不二夫会館の建物も古い病院を利用しているらしく、階段を上がるとギシギシと板が軋む音がします。
展示作品は、趣向を凝らしていて見ていて飽きない。
特にトキワ荘のジオラマは、興味のある人にとってはグッとくる作品です。
以前地上波で放映された、赤塚不二夫がかつてのアシスタントを集めて下落合の旅館で三日間カンヅメ(館詰め)になって50Pの漫画を描くという番組をモニターで流しているのですが、見ようとしたらなぜか一時停止のままで放置されていまして。
受付に行ってその旨を伝え、勝手に再生し直して頭から最後まで鑑賞致しました。
かつてのアシスタントといっても、現在では大御所の大先生ばかり。
ダメオヤジやレモンハートの古谷三敏、釣りバカ日誌の北見けんいち、タッチを描いてるあだち充の兄のあだち勉、釣りキチ三平の矢口高雄、総務部総務課山口六平太、つる姫じゃ~!の土田よしこ…などなど。
その大御所の先生方を尻目に山本信也監督やら所ジョージやらなぎらけんいちなどの来賓と飲み始めちゃうんだからアル中にはかなわない。
たっぷりと人情味溢れる良い作品を堪能させて頂きました。


予定より遅くなってしまいましたが、中央線奥多摩行きに乗って御嶽駅まで。
そこはすっかり東京とは名ばかりの光景でした。

一時間に二本しか来ないバスに乗り、さらにケーブルカーを乗り継いで御岳山入り口まで向かいます。
本来はそこから徒歩なのですが、あたりが真っ暗になったのを心配してか、宿の方が車で迎えに来てくれていました。
山道を車でグイグイ駆け上り、宿に着いた頃はすっかり真っ暗。
山の19時がこんなに暗いなんて…
早速お食事を頂きましたが、品数が多くておなかがいっぱい…
手作りのこんにゃく刺がとてもおいしかったです。
その後、一息ついてからお風呂で疲れを癒しましたが、ここは温泉が湧いてない代わりに檜ジェットバスがあります。
これがまた気持ちの良いこと。
すっかり長湯になってしまい、お風呂から上がったらまだ22時だというのにあっという間に眠りこけてしまいました。
この時はホントに気持ちよく眠れた~


二日目に続く・・

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